平成31年元旦仕込み。加賀鳶季節限定酒「あらばしり」が蔵出し。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2019.2.13.

平成31年元旦仕込み。加賀鳶季節限定酒「あらばしり」が蔵出し。

丹念に仕込み、寒の時期の酒蔵でじっくり完熟醗酵させ、醪に旨味がのりきったところで搾られる福光屋のお酒。麹と酵母、酒米と水のすべてが一つの醪になり、十分に力をたくわえたその瞬間を見極めて搾られます。この醪からほとばしる最初の部分、溌剌とした若々しい味わい、勢いと繊細さが表れる“あらばしり”だけを汲み分け、一切の火入れなく瓶詰めされた季節限定酒「加賀鳶 純米吟醸 あらばしり・生」が今年も蔵出しされました。
「一年の計は元旦にあり。そんな今年一年の酒造りの狙いや思いを込めて、元日の仕込みに選んだのが“加賀鳶 純米吟醸 あらばしり”です。お正月以降、次々と始まる今期の吟醸・大吟醸の仕込みの先陣を切る一本として非常に重要なお酒でもあります。今年は、若いメロンのような爽やかな吟醸香、軽快かつやわらかな旨味が楽しめる仕上がりです。新酒ならではの心地よい苦味を感じさせた瞬間にふわりとほどけ、軽やかに消える。するすると飲み進められるお酒になりました」と、板谷和彦杜氏。
おすすめの酒肴は、ポン酢でいただく旬の一品。白子ポン酢や鱈ちり、白身魚のお造り、牛肉のたたきにおろしポン酢、豚しゃぶなど。柑橘類の酸味と醤油の風味が、お酒をいっそうやわらかく膨らませてくれます。

加賀鳶 純米吟醸 あらばしり 生
力強くほとばしるキレ・旨味・香り

もろみを搾る過程で最初にほとばしる「あらばしり」という部分をそのまま詰めました。すっきりとした軽やかな吟醸香と、口に含むと米の旨味がやわらかくふくらみ、その後ふわりと切れる後味が特長です。