健やかな素肌をつくるために。高山都さんの“美にまつわる習慣”【後編】 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

酒蔵の醗酵美

HEALTH & BEAUTY

2021.10.15.

健やかな素肌をつくるために。高山都さんの“美にまつわる習慣”【後編】

ビューティモデルとしてデビューし、その後、ファッションモデル、女優、ラジオパーソナリティーと幅広い活躍と、スタイルのある暮らしぶりが大人気の高山都さん。福光屋のアンバサダーとして、お気に入りのアイテムをご自身のインスタグラムでもご紹介くださっています。画面から伝わる丁寧な暮らしぶり、日々の仕事風景やありあわせの食材でぱっと作る普段の食卓まで…ありのままの姿を見せてくれる都さん。アクティブで自然体の都さんに、「美にまつわる習慣」をお聞きしました。

都さんにとってお肌のベストコンディションとは?

私の肌の理想は、水分量がしっかりあるだけでなくてバランスのよさ、手に吸い付くような柔らかさがあること。習慣として走ることを日課にしているので、日焼けは毎年避けては通れない。でも、多少日焼けをしても「透明感」は出せると思うので、そういう肌をキープできるようにしています。

もともとの肌の個性や、シミ・ソバカスもありのまま受け入れる?

はい。もうあんまり考えたことないですね。40間近になって、今さらどうにもならないものを言ってもキリがない(笑) そこは個性をチャームとして受け入れる。最近、シャネルの名言をまとめた本を読んでいて、そこに“欠点を強調して個性とする”っていう言葉があって。欠点について、なぜみんな隠すことばかり考えるんだろう? って、シャネルが言うんですね。背が高い人が美しいとか、肌が白い人が美しいとか、もうそういう時代じゃないじゃないですか。周囲に同じような人がいなくても、だからこそ、その個性が立つっていう。何か悩んでいることがあっても、それも一つの個性だと思っちゃえばいいんじゃないかな…と、私も思っています。

金沢も日本酒の酒蔵も初めての都さん。福光屋の醸造蔵・壽蔵、醗酵食品を造る松蔵を見学しました。「もの造りの原点を知るっていうのは、ものを大切にするとか、造っている人に思いを寄せるっていうのがすごく大事だなって思っています」。

10代の頃からビューティモデルをはじめた都さんが、年齢を重ねていく肌をどう受け止めていますか?

シワがないシミがない、白い。が「美しい」ではないなと、年を重ねる度に思いますね。確かに、戻れるんだったら若い10代、20代前半の肌に戻りたいとは思いますけど、無理じゃないですか。だったら、今ある自分をどう素敵に見せられるか。後、老化のスピードは抑えられると思うからそのスピードや角度をどう変えていくか…。生きていることイコール活動するイコール消耗っていう部分がどうしてもあって。どんどん変化したり、無くなっていくのは仕方がない。だったら、その変化のスピードを緩めて、そことどう向き合っていくかが大切だと感じています。

そのために、日ごろから心がけていることは?

きれいに年齢を重ねていくためには、肌の表面に限らず、やっぱり「巡り」のよさを積み重ねていくということが大事だと思っています。スキンケアに関しては、基本のケアをしっかり丁寧に。乾燥する季節にはクリームとかで蓋をして自分の中の水分を保ってあげる。そして心の状態も肌に出てくると思うんですよね。表情とか印象とか。シミとかシワって、自分が思っているほど人は見てない、気にしてない。それよりやっぱり印象なんだと思います。マスクをしていても、その人から伝わる印象が何か残るじゃないですか。その人の肌を触るわけでもないし、どんな肌質かなんてすぐにはわからないけれど、雰囲気とか、スキンケアを自分でちゃんとしている自信とか、そういうものが滲み出て何となく伝わるもの。そこに食事とか運動とか、そういうのが加わって、全部が繋がって作り出されるものかなと思います。

忙しくても走ることを習慣にしている都さん。1回のランで1時間くらい7〜8kmを走ります。フルマラソンにも出場し、3時間台で完走のキャリアも。体を動かして全身の巡りをよくすると心の巡りもよくなると言います。

都さんが大切にしている基本のスキンケアは?

基本のスキンケアはケチケチしないっていうか、ある程度の量を使わないといけないとって思っているので、ちょっと多めかな?っていうぐらいの量を普段使っています。走ったり自転車に乗ったりして日焼けもするので、首とか襟足、デコルテとか、頬と首の境界線ができないように、広く少し多めにケアするというのがやり方です。その他は、ベーシックなお手入れを丁寧に確実にすること。肌に合うものをちゃんと選ぶこと。乾燥が気になる季節にはオイルつけたり、クリームでしっかり蓋をしてあげたり、結構しっかり保湿重視。年中保湿は大事だと思うんですが、さらに気をつけています。

美容液「コメラボ 日本酒酵母エキス」はいかがでしたか?

今は2本目を使っているところですが、素晴らしくシンプルに作られたものを肌につけるのはすごく気持ちいいって思っています。化粧水を入れる状態の肌を上手につくるっていうか、準備体操がよくできた状態にできるというか。本来の自分の肌を強く育ててくれる存在っていうのかな…。その日の気分でいろいろな化粧水を使いますが、どんなタイプのものでも受け入れてくれるし、オイルを混ぜてもいい。簡単にベースケアができるんだったら絶対にコレっていう安心感、頼りなる存在です。
テクスチャーも化粧水だけより、しっとり感が確実に増すから、じっくり浸透させてあげて化粧水を焦らないようにするためのブースター。ゆっくり身支度しながら使えるっていうのもいいですね。実は本当に「コメラボ」だけ塗って1日過ごしている日もあって(笑) お風呂上がりに仕事の連絡などやることに追われていたりすると、「コメラボ」だけつけてその後を忘れちゃうこともあるんです。お肌がすごくしっとりするから、まったく気がつかない、そんな保湿力が気に入っています。それから、酒蔵を見学させていただいたから思うのですが、余計なものが入ってないとか、口に入れても安心な原料で作られているっていうのは、すごい安心感がある。「信頼して使っているよ」っていう気持ちです。

肌の老いや個性を受け入れながらも、できる対策として「日々のスキンケアを確実に丁寧に」という都さん。気持ちよく使える、納得して使えることを大切に基礎化粧品をセレクトしています。

スキンケアアイテムを選ぶときの都さんのルールは?

情報もモノも選択できる時代だから、自分の価値観を大切に、気持ちいいなと思うものを選べばいいと思っています。オーガニックももちろん大好きだけど、ケミカルも信じるし全身に惜しみなく使えるプチプラのコスメも使う。ただ、肌が繊細な部分にはいい化粧品を使ったり…たくさんの中から選べる時代だから、いい選択ができるかどうか。そのために、原料や作りを「知る」こと、知って選ぶことも責任だと思っています。

「お肌の状態も美容に対する考えも人それぞれ。いろんな価値観があって美意識があって多様性がある。私が大切にしているのは、自分のお肌を否定しない。年齢を重ねることを否定しない。それを大切にスキンケアをしています」。

コメラボ 日本酒酵母エキス 20mL

酒蔵に伝わる酵母(日本酒酵母)の中から選りすぐった奇跡の酵母<FT15>から抽出したエキスの原液です。酵母由来のアミノ酸等の美容成分がバランスよく豊富に含まれており、お肌にハリと艶を与えます。いつものお手入れにプラスするだけで「うるおいの違い」を実感いただけます。さらに動物由来成分、香料、着色料、界面活性剤、防腐剤は一切使用していません。

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