令和元年の初仕込み、初搾り。福光屋・壽蔵から新酒「初揚」が蔵出し。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2019.11.1.

令和元年の初仕込み、初搾り。福光屋・壽蔵から新酒「初揚」が蔵出し。

福光屋の醸造蔵・壽蔵では、令和を迎えて初めての酒造りが始まっています。9月の初仕込みによる、今期最初の新酒「祝 初揚」がいよいよ蔵出しされました。
平成から令和へ、新しい時代の幕開けにともない福光屋の酒造りも初心にかえり新たな一歩を踏み出したことになります。平成の30年間は、お米と水だけでお酒を造る“純米蔵”として日本酒本来の姿、味わいを追求するために技を磨き、蔵の体制を整えた日々でもありました。その積み上げてきた技術を次にどう活かすか――。新時代の到来は、そんな命題を与えられたように感じたと板谷和彦杜氏は語ります。
「新しい時代を迎える節目は、福光屋の酒造りを一から見直すよい機会になりました。これまで積み重ねてきた考えや取り組み、細かな醸造技術を一つひとつ見直しながら平成の最後の1年間には、純米大吟醸を中心に高級酒のレベルアップを図りました。そして、令和元年の今年は定番酒の造りと味わいを向上させようと考えています。そして、現在のお客さまの嗜好や時代の機運に合った味わいや個性を打ち出すことも大切な取り組みにします」。

令和元年醸造の第一作となる「祝 初揚」は、壽蔵の新たな決意が込められたお酒でもあります。搾りたてをそのまま瓶詰めした原酒の純米酒でありながら、心地よい軽さと口当たり、フレッシュで品のよい甘味をも感じさせる今年の仕上がり。濃醇で重厚感のある原酒の佇まいを一新させる軽快さがあります。「蒸米や製麹の基本から造りを変え、完熟醗酵させながらアルコール度数を抑える工夫をしました。原酒は重すぎるというイメージをお持ちの方にも、気軽に楽しんでいただける味わいです。“喜ばれる日本酒のためにできることはまだまだある”という気持ちです」と、板谷杜氏。
鱧や太刀魚などの脂ののった白身魚の椀ものや天ぷら、すだちを搾ったきのこのグリルや蓮蒸しなどのお料理とともに、福光屋の令和の挑戦をお楽しみいただきたいと思います。

福正宗 初揚
新酒の出来を祝う酒蔵の特別な祝い酒

福光屋の仕込み蔵・壽蔵では、その年の秋に仕込んで初めて搾られる「初揚」があがると、杜氏を囲んでささやかな祝いの宴を催し出来栄えを確かめます。本来なら蔵内だけにふるまうこの祝い酒を、限定で蔵出しいたします。