酸味と苦味で美味しく食欲増進! 「塩糀」をつかった腸活レシピ2種 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

醗酵レシピ

RECIPE

2021.6.4.

酸味と苦味で美味しく食欲増進! 「塩糀」をつかった腸活レシピ2種

食欲がわかない、軽くてさっぱりしたものが食べたい、暑さで疲れ気味……。こんなときに加熱調理不要、簡単に作ることができる野菜たっぷりのサラダや和え物は重宝するひと皿。胃腸の活性、消化促進効果が期待できる醗酵食品「塩糀」をつかえば、今話題の腸活にもなります!

麹由来の生の酵素が、胃腸の働きをサポート
「酒蔵仕込み 生 塩糀」は、契約栽培した国産米を100%使用した米麹を、お酒の仕込み水で丁寧に醗酵させた万能調味料。一番のポイントは“生タイプ”であること。加熱殺菌をしていないため、酵素の成分を失活させることなく豊富に含んでいます。

酵素とは、人間の消化や吸収、代謝に深く関係する大切な成分。酵素を豊富に含む食品を摂取することで、体内の消化酵素や代謝酵素の働きを助けるだけでなく、補完や活性にも効果があるとされています。

「生きた酵素によって、食材のタンパク質がアミノ酸に分解されます。その結果、コクと旨味をアップさせる効果が高まることはもちろん、麹の糖化酵素によって、善玉菌を増殖・活性させるオリゴ糖も含まれるため、腸内環境の改善にもつながります」と、醗酵研究所・主任研究員の上松昇。

塩糀の旨味と塩味に、レモン果汁やトマトの酸味、ゴーヤの苦味や薬味の辛味成分で、食欲増進、胃腸の働きを高めてくれる一石二鳥のレシピをご紹介します。

レシピ① タコとトマトの塩糀マリネ
塩糀のまろやかな塩味と旨味に、レモン汁の酸味がアクセント。お好みでオリーブオイルを加えて和えるとよりリッチに仕上ります。タコ&ミニトマトを刺身用の鯛の薄切り&オレンジに変えてもgood!

〈材料〉
タコ(刺身用)…150g
ミニトマト…10個
玉ねぎ(みじん切り)…1/2個分
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
こしょう…少々

(A)
生塩糀…大さじ2
レモン汁…3/4個分
レモンの皮(すりおろし)…1/4個分

バジルまたはオレガノ…少々
ベビーリーフ…適宜

〈作り方〉
①/ボウルに玉ねぎ、にんにく、ミニトマトの半切り、こしょうを入れて軽く混ぜる。
②/①に一口大に切ったタコ、(A)を加えて全体をさっと和える。
お好みでオリーブオイルを加える。
③/器にバジルやベビーリーフを敷き、②を盛り付ける。

レシピ②ゴーヤの塩糀和え
塩糀とツナがつなぎ役になって、ゴーヤとたっぷりの薬味野菜をまとめてくれる夏の和え物。さっぱりとした苦味と香味が食欲を刺激します。そうめんの付け合せや冷奴のトッピングにもおすすめです。

〈材料〉
ゴーヤ…1/2本
みょうが(千切り)…1個分
しょうが(千切り)…小さじ1
ツナ缶(ノンオイル)…1缶

(A)
生塩糀…小さじ2
醤油…小さじ1/2
ごま油…大さじ1

小ネギ…適宜

〈作り方〉
①/ゴーヤは縦半分に切ってからワタをとり、3mmの厚さに切る。塩ひとつまみ(分量外)で揉み、水を加えて約30分おく。
②/ボウルに水気をよく搾った①のゴーヤ、みょうが、しょうがを入れる。ツナと(A)を加えてよく混ぜ合わせる。
③/冷蔵庫でよく冷やし、器に盛って刻んだ小ネギを散らす。

酒蔵仕込み 生 塩糀

良質な酒米で仕込んだ米麹に、酒蔵に湧き出る恵みの「百年水」と塩を加え醗酵させた伝統調味料です。加熱殺菌をしていないので、生きた酵素が素材を柔らかくし、うまみを引き出します。