近ごろ、酒粕を使ったメニューが人気を集めています。福光屋でも、昔ながらの粕汁や粕漬けだけでなく、酒粕とクリームチーズを合わせたディップや、豆乳鍋、カレー、ポタージュに酒粕を加えた新しいレシピをクックパッドで公開。酒粕のイメージを刷新する新しい美味しさが注目されています。

この酒粕レシピを数多く生み出してきた、福光屋の発酵食品ソムリエ・迫田麻由美が、酒粕をベースにした新商品「酒粕酵素 UMAMI POWDER」を開発。福光屋の純米酒から生まれた酒粕をフリーズドライにして、石川県能登地方の塩やこしょうと一緒にブレンドした肉用下味付け専用の粉末調味料です。「酒粕酵素 UMAMI POWDER」だけで、味付けが完成させられるオールインワンタイプの調味料ながら、原材料は馬鈴薯でん粉（北海道産）、酒粕、食塩、胡椒だけ。化学調味料や食品添加物は一切不使用であることがこだわりのポイントです。

最小限の原材料でも肉料理が美味しく仕上がるのは、酒粕の旨味成分と酒粕酵素のパワーが含まれているから。酒粕のたんぱく質分解酵素がお肉に浸透して繊維を柔らかくすると同時に、醗酵由来の旨味成分が染み込んで風味をアップさせ、コク増し効果を発揮します。でん粉がお肉の旨味をとじ込めながらコーティングして、カラッとした食感、きれいな焼き色に仕上がります。唐揚げの場合は、一口大に切った鶏肉にこの「酒粕酵素 UMAMI POWDER」をまぶして揉み込んで10分おくだけの手軽さ。ソテーはもちろん、ハンバーグや餃子などの混ぜ込みにも使えます。美味しさと安心・安全、時短を手に入れたい方の必須調味料になりそうです。