有機純米酒「禱と稔」を楽しく味わうペアリング。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

品々

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2019.4.12.

有機純米酒「禱と稔」を楽しく味わうペアリング。

4月5日に発売された「禱と稔」は、有機栽培された酒米のみを使った福光屋初の有機純米酒のブランドです。山田錦、金紋錦、フクノハナの3種の酒米をそれぞれ100%使った3つの味わいで構成されます。福光屋が1960年から兵庫県多可郡多可町中区坂本の山田錦を作る農家と契約栽培を始め、質の高い米作りを模索する中で無農薬、有機肥料による山田錦の栽培が実現。有機米のJAS認証取得によって、福光屋は2008酒造年度から有機酒の醸造を本格的に開始しました。
自然の恵みをたっぷりと受け、手塩にかけて育てられた酒米は、その年々の気候の影響をそのまま受けるため、収穫年によって差があります。それらの酒米の長所を生かしながら、有機酒ならではの美味しさを追求し、商品として誕生させるまでに10年の時間を要しました。3種ともに共通するのは、骨格の確かさ、味わいの力強さ。有機米によるボディのしっかりした純米酒です。満を持してようやくお届けできる「禱と稔」のそれぞれの味わいと、相性のよい料理をご紹介します。

禱と稔 山田錦
酒米の最高峰である山田錦の一番の持ち味である品格をそなえ、堂々とした力強い味わいとふくらみを感じさせながら、同時に軽味があるのが特長。調和のとれた余韻も印象的です。飲みやすい食中酒として和食全般と相性がよく、旨味や塩味のアクセントを小気味よく効かせたフランス料理、イタリア料理にもよく合います。例えば、生ハムやフレッシュチーズを添えた有機野菜のサラダや、岩塩でシンプルにいただく和牛の炭火焼きもおすすめです。

禱と稔 金紋錦
“幻の酒米”と呼ばれる金紋錦の特性である、洗練された端正な佇まいと奥行きのある旨味、それらを心地よい苦味と酸味がシャープに引き締めた味わい。熟成による風味もよく調和しています。こちらも和食全般と好相性ですが、お造りであれば昆布〆めを合わせたいところ。鰹と昆布の出汁や醤油の風味をしっかり支えてくれる頼もしさがあります。和食以外であれば、豚の角煮などの中国料理のこっくりとした醤油味にもよく合います。

禱と稔 フクノハナ
フクノハナという酒米は福光屋ではにごり酒などによく使われ、独特のやわらかな口当たりと豊満にふくらむコク、複雑な旨味が特長です。味噌やたまり醤油などの濃厚な和の調味料によく合い、味噌和えや田楽、照り焼きなどと好相性。蟹や海老などの魚介料理ともよく合います。焦がしバターやガーリックをアクセントにした鉄板焼き、ブルーチーズなどの香りとコクのある乳製品ともよく合います。

テイスティングイベントのお知らせ

有機純米酒ブランド「禱と稔」の会
2019年4月27日(土) 14:00〜18:00(19:00閉店)
◎お酒:禱と稔3種(山田錦、金紋錦、フクノハナ)各60ml
◎酒肴:料理人 後藤しおりさんによる酒肴盛りと酒米の塩むすび3種(山田錦、金紋錦、フクノハナ)
参加費:3,000円(税込)【予約不要】
お好きなお時間にお立ち寄りください
会場:SAKE SHOP 福光屋 丸の内店
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1階

禱と稔 山田錦 酒造年度2015年
有機認証を受けた山田錦100%の有機純米酒

酒米の最高峰である山田錦の有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です山田錦特有の洗練された香りと品格、力強さとふくらみ、軽さが一つに調和し、心地よい余韻をお楽しみいただけます。

禱と稔 金紋錦 酒造年度2015年
有機認証を受けた金紋錦100%の有機純米酒

「幻の酒米」といわれる金紋錦の長野県木島平村で栽培される福光屋独自の有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です。洗練された端正な風味の中にシャープさとボディを感じる味わいをお楽しみいただけます。

禱と稔 フクノハナ 酒造年度2015年
有機認証を受けたフクノハナ100%の有機純米酒

福光屋独自のフクノハナ有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です。やわらかな口当たりとおおらかな旨味、豊満にふくらむコクをそなえ、ボディを感じさせる味わいをお楽しみいただけます。

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