加賀藩ゆかりの火消し集団にちなんで。福光屋「加賀鳶」の誕生物語。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2019.1.7.

加賀藩ゆかりの火消し集団にちなんで。福光屋「加賀鳶」の誕生物語。

毎年、新春祝賀行事として金沢城公園で催される金沢市消防出初め式。加賀鳶の梯子登りなどの勇壮な技が次々と披露されるこの式典は、城下町・金沢のお正月の風物詩として全国でも知られる存在です。
加賀藩の火消し集団として名を馳せた「加賀鳶」の歴史は古く、1718年に江戸の前田家藩邸で結成され、高所作業を得意とする鳶職人を集めたことが名前の由来。“火事と喧嘩は江戸の華”という言葉が表すように、火事場での勇ましい活躍や威勢のよい振る舞いが市井の人気を集め、浮世絵や歌舞伎の題材にもなったほど。明治以降、大名火消しの役割を終えた当時の加賀鳶衆約40名が金沢に移り住み、その技は様式化されながら今に受け継がれています。鳶口という棒で支えられた高さ約6mの梯子上で、全27種の連続した離れ技を披露する勇猛かつ華麗な姿は、現在も消防活動のシンボルとして金沢の人々に親しまれています。
そんな加賀鳶になぞらえた味わいとコンセプトをもつ日本酒が、金沢の地酒「加賀鳶」です。当時の加賀鳶連中が羽織った長半纏に染め抜かれた雷(いかづち)をラベルに配し、“キレ味鋭い辛口”が味わいの基調。純米造りの技を徹底的に追求した定番酒10種、季節限定酒7種から構成される人気銘柄です。銘のみならず、加賀鳶の卓抜した技を酒造りの妙技と重ね合わせ、個性豊かな加賀鳶衆さながら17もの味わいを純米酒で表現する面白みが加賀鳶の本領。純米酒から純米吟醸、純米大吟醸、山廃仕込み、生酒、冷やおろしなど、酒造りの多様さを存分に発揮した一連のシリーズは、造り手の心意気の表れでもあります。
11月から3月まで、毎月一本ずつ蔵出しされる冬季限定酒にも、にごり酒やあらばしりなどを揃え、旬の加賀鳶をお楽しみいただけます。

 

粋なキレ味、辛口純米揃い『加賀鳶』。定番10種、季節限定7種の全17種。

加賀鳶 純米吟醸
飲み飽きしない純米吟醸

契約栽培の山田錦と金紋錦にこだわり、丹念に仕込んだ純米吟醸酒です。豊かに広がる吟醸香と、やわらかくふくらむ米の旨味がいきたキレのよい飲み口が特長です。

加賀鳶 純米大吟醸 藍
藍という名の贅沢な純米大吟醸

契約栽培した酒米の最高峰「山田錦」のみを使用し、伝統の技で丹念に仕込んだ純米大吟醸です。「藍」と名づけ、藍色のボトルが表すようにリッチな風味が楽しめます。

加賀鳶 純米大吟醸 千日囲い 錦絵ラベル
極上の酒を彩る豪華な錦絵ラベル

酒米の最高峰「山田錦」の中でも、契約栽培の特に厳選した米のみを使用し、丹念に仕込んだ純米大吟醸を、千日の間じっくり低温で熟成させました。華やかな錦絵のラベルはお祝い、ご贈答におすすめです。

▼加賀鳶頒布会詳細はコチラ▼