福光屋の冬の季節限定酒きっての人気を誇る加賀鳶。本日、待望の第1本目「加賀鳶 極寒純米 無濾過・生」が蔵出しの運びとなりました。米と水だけでお酒を醸す純米蔵・福光屋として初心に立ち返り、加賀鳶季節酒の初搾りもまずは純米酒から蔵出しされます。
「今年の加賀鳶 極寒純米 無濾過・生は、青いりんごを連想させるフレッシュな香り。甘・酸・旨・苦のバランスが非常によく整った味わい。原酒ならではの濃醇さをもちながら、スムースな飲み口に仕上がりました」と、板谷和彦杜氏。低温で仕込んだ醪がゆっくりと力強く完熟醗酵したことで得られる旨味と、加賀鳶らしい鋭いキレ味が融合した一本。一切の火入れ・加水・濾過をしない搾りたて無濾過生原酒の、最も旨味のある“中汲み”の部分だけを瓶に詰めました。「辛口でありながらも、ただ辛いだけではない。辛さの中に米の旨さを感じさせるのが加賀鳶の目指すところです」。
よく冷やし、まずは爽やかな香りを。季節の魚介や料理の和洋を問わず、根菜類やきのこをつかった料理に合わせてフレッシュな味わいをお楽しみください。また、冷蔵庫で保管し１週間から1カ月軽く熟成させると、生酒特有のとろみ、まろやかさが生まれて新たな味わいに出会えます。