画家・牧野伊三夫さんが絵付けをした酒器が窯元から届きました。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

イベント・企画展(直営店)

EVENTS -SHOPS

2018.9.3.

画家・牧野伊三夫さんが絵付けをした酒器が窯元から届きました。

福光屋が季節の便りとして年4回発売する「福正宗 酒歳時記」のラベル画を2013年から描いてくださっている、画家・牧野伊三夫さん。9月14日(土)からSAKE SHOP 福光屋 丸の内店で開催する、福光屋では初めてとなる牧野さんの企画展準備が着々とすすんでいます。

企画展のテーマは、「小松砂丘へのオマージュ 九谷焼 徳利、盃など」。金沢の俳画家・小松砂丘によって絵付けされた50年前の「砂丘徳利」を福光屋の店頭で偶然見つけ、その作風に魅了されたことが出発点です。1975年に亡くなった小松砂丘の仕事や人物を知るために金沢に通い詰めた牧野さん。砂丘にまつわるエッセイをまとめる一方、陶磁器への絵付け作品を数多く残した砂丘に倣って、徳利や盃、小皿への絵付けを行いました。これまでも幾度か九谷焼の窯元で絵付けをしてきた牧野さんが、懇意にしている窯元を訪ねて徳利などの型選びからこだわり、窯元の一角に籠って絵筆を持ち続けた日々。「昔の職人さんの仕事は素晴らしいですね。無心のよさがあって、少しでも近づきたい思いがありましてね」と、牧野さん。白山、海、松、雷鳥などの風景や抽象などを筆の向くまま、一心不乱に描き上げました。「自分の手元を離れて火の神様に上がりを託すというのは、絵にはない、版画にもない面白さがあります」と語る牧野さんの、奔放で楽しげな酒器が企画展を前にして焼き上がりました。染付と赤絵の2種、徳利、盃、小皿、五寸皿など、ほがらかなお酒の時間、手元においていつまでも眺めていたくなる器たちです。

初日(9月14日)の催し

・振舞い酒 16:30〜19:30
・作家トーク 18:30〜19:00
「牧野伊三夫と福光屋とのよもやま話」 入場無料・予約不要

◎作家の在店日は、このときだけとなります

牧野伊三夫展
小松砂丘へのオマージュ 九谷焼 徳利、盃など
2018年9月14日(金)ー9月30日(日)

SAKE SHOP 福光屋 丸の内店
TEL 03-5288-5015
marunouchi@fukumitsuya.co.jp
営業時間 11:00~20:00 ※年末年始のみ休業

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