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福正宗

金沢で最も愛されている地酒

福光屋のハウスブランドであり、地元ではナンバーワンのシェアをもつブランドでもあります。 加賀藩の城下町として華麗な文化を花咲かせた食の国金沢で、最も愛され続け、常に時代とともに生き、その時代にあった酒を世に送り、現在実に多くの方々に愛飲されています。

次の一杯がおいしい理由

日常の酒、そして酒は脇役。福正宗の役割は、料理を引き立て、会話を引き立て、楽しいひとときを過ごしていただくことです。そのための酒質が「さらりとコクのある味わい」。自然にふくらむ旨みと、スッと 消えていくキレの良いあと味。料理と良く合い、次の一杯がおいしい理由です。

フクちゃんフクマサもってきて♪

福正宗のCMソング「フクちゃんフクマサもってきて」をご存じですか?昭和37年から63年まで、福光屋のアドキャラクターとして「フクちゃん」が登場しました。 あどけないフクちゃんが一升瓶を抱えて駆ける姿は、男性だけでなく、家庭の主婦や子どもたちにも親しまれ、“大衆のうまい酒・福正宗”のブームをおこしました。

ブランド開発に関わる人たち

1988年、福光屋のハウスブランド「福正宗」をフルモデルチェンジした。実に数十年ぶりのことである。 この英断は、社長・福光松太郎によるものであるが、[伝統的であり、現代的][日本的であり、国際的]という難問を突きつけられたのが、松永真である。この表裏一体、根源は同一のものとも思われるディレクションは、身の周りのあらゆるもののデザインに疑問を抱き、即座に反応してきた彼が、あまりにも身近であり、ネイティブであったがため手を出せずにいた、日本酒のパッケージデザインに真っ向から戦わざるをえなくした。 松永真の中には、少年が住まう。真っ正直な表現者であるがゆえ、出てくる作品には、虚飾や外連味は微塵もない。少年の発想を、デザイナーのもう一人の彼が極限まで研ぎ澄ますのである。最終的にシンプルで美しい骨格が残る。 福正宗のラベルデザインは、彼の日本酒に対する答えであり、同時に、「伝統的」であることは「現代的」であり、「日本的」であることは「国際的」であることの証明でもある。

松永真(まつながしん)

1940年東京都生まれ。
東京芸術大学を卒業後、資生堂宣伝部を経て71年松永真デザイン事務所設立。スコッティ、ブレンデイなど日用品のデザインから、ベネッセ、カルビーなどのCI計画まで、幅広く活躍。数多くの受賞歴をもち、ニューヨーク近代美術館をはじめ各国の美術館にその作品が永久保存されている世界的レベルのグラフィックデザイナーである。1988年に福正宗のラベルデザインを手懸ける。